年末のとても寒い晴れた日に「海霞む家」が上棟しました。
2日間、終日現場に詰めて、クレーンで構造材が持ち上がるさまを眺めていました。
棟があがるまでは1日で終わるのですが、登り梁の上に合板、さらに通気垂木と屋根を葺くための下地合板までを大工さんが組み上げてくれました。2階建、延べ89m2の、夫婦と子供一人のための小さな住まいです。比較的建て込んだ場所にあるため、屋根面で集熱した空気を建物全体に循環させる「びおソーラー」を採用しています。これから屋根の防水や外壁周りの構造用面材を施工していきます。
これまで模型や図面のなかで見ていたボリュームが立ちあらわれる瞬間は、いつも緊張します。
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