自宅ができて今年で3年目になります。
室内の杉の床や木製建具は、日に日に味わいを増し、無垢材の良さを実感しています。
いっぽう、北側道路に面する玄関の杉の目隠し板は、去年の夏の湿気と繁忙期にメンテンナンスを怠っていたこと、日照条件が重なりカビと汚れが目立っていました。
自然の中にたたずむ住まいでしたらそのままカビや色の変化も時間のながれに任せたいところですが、こぎれいな住宅街であること、また木部が長持ちするよう湿気の少ないこの時期に塗り替えを行いました。
外の木部は最初は2-3年、その後は5年ごとに塗り替えを薦められます。場所により痛み具合は異なりますので、状況に応じた時期にメンテナンスをすることで、木部を長持ちさせることができます。
今回、南側の杉板貼の外壁は特に痛みがありませんでしたので、北側の目隠し板のみ塗り替えました。

先に全体を洗いカビや汚れを除去してもとの綺麗な状態に戻します。

杉材は経年で次第にシルバー・グレー色に落ち着きます。そこで塗装はグレー基調の色味にしました。
塗料を取り寄せ調合サンプル作り。グレーとベージュ1:1の配合にしました。

ちょっとまだ見慣れませんが、数年後、全体が馴染んできますように。
ところで我が家は未だ、表札をつけていない状況です。グレーの目隠し板に白い表札が合いそうな雰囲気ですので、今年あたりようやく表札がつくことになりそうです!